犬や猫と一緒に日本へ帰国するための準備事項

(日本に到着した際の係留期間が12時間以内となるためには)

 

 

 

1.      マイクロチップの装着

ü        ISO規格のマイクロチップを装着。ISO規格以外のマイクロチップの場合、読み取り機(リーダー)を準備する必要がある。一部のISO規格以外のマイクロチップについては、読み取り可能な場合もあるので、事前に動物検疫所に問い合わせること。

 

マイクロチップ装着年月日:             

 

2.      狂犬病予防接種

ü        マイクロチップを装着後*、狂犬病の不活性化ワクチン(遺伝子組み換え型ワクチンも可)を2回以上摂取する。2回目のワクチンは、一回目のワクチンの接種日から30日以上経過しており、有効免疫期間内に摂取すること。

*マイクロチップ装着前に狂犬病予防注射を摂取している犬や猫において、その狂犬病予防注射の接種日から30日以上経過し有効免疫期間内に、マイクロチップの装着、2回目の狂犬病予防接種、狂犬病ウィルスに対する血清中和抗体価の検査(抗体検査)を同時に実施。抗体価が規定値(0.5IU/ml)以上の場合は、上記の2回目のワクチンを接種するまでの期間(30日以上)が短縮される。抗体価が規定値未満であった場合には、再度狂犬病予防接種及び抗体検査を実施することとなる。

 

  1回目の狂犬病予防接種日:              

 

  2回目の狂犬病予防接種日:              

 


3.      狂犬病ウィルスに対する血清中和抗体価の検査(抗体検査)

ü        2回以上の狂犬病予防接種後(2回目のワクチン接種日でも可)、血液を採取し、抗体検査を行う。検査結果は、0.5IU/ml以上でなければならない。結果は採血日から2年間有効である。2年以上経過してから日本へ帰国する場合には、再度検査が必要。狂犬病予防注射を継続的に摂取し、前回の採血日から180日以上2年以内に採血し抗体検査を受けた場合、待機期間(下記参照)は不要となる。

 

抗体検査の採血日:                  

 

4.      輸出前待機期間

ü        日本に到着する際の係留期間が12時間以内となるためには、上記の抗体検査の採血日から180日間以上、輸出国で待機する必要がある。待機期間が180日間に満たないで日本に到着した際には、不足の日数分を動物検疫所の係留施設において係留されることとなる。

 

5.事前届出書の提出

ü        日本に到着する40日以上前に、到着予定空港を管轄する動物検疫所に届出書(犬は「狂犬病予防法及び家畜伝染病予防法に基づく犬の輸入に関する届出書」、その他は「狂犬病予防法に基づく動物の輸入に関する届出書」)をファックスまたは郵送で提出すること。この届出書は、動物検疫所のウェブサイト(http://www.maff.go.jp/aqs/)から入手できる。また、前記ウェブサイトからANIPASを利用しオンラインで手続きを行うことも可能である。

 

6. 届出受理書の交付

ü        届出書が受け付けられると、動物検疫所から「動物の輸入に関する届けで受理書」が交付される。この受理番号は、輸入検査申請時に必要になる。

 

 

7.     出国前の臨床検査

ü        出国の数日前から一週間以内に、狂犬病(犬は狂犬病とレピトスピラ病)にかかっていない又はかかっている疑いがないかどうか、獣医師による臨床検査が必要。この時、外部及び内部の寄生虫駆除も行われ、書類の確認も行われる。必要な書類は次の通り:届出書、届出受理書、抗体検査の結果(シールが貼ってあるものがオリジナル)、輸入検査申請書、日本の推奨様式の証明書(Form AForm CForm Aは、輸入者が記入、Form Cは担当獣医師が記入する。)、輸出国の政府機関が推奨する健康証明書(これは、担当獣医師が用意する。)。この他、狂犬病予防接種の証明書が必要な場合もある。

 

臨床検査予約日:                  

 

8.     必要書類に輸出国政府機関の裏書きを取得

ü        上記の必要書類を全て持って、輸出国の政府機関(アメリカでは、USDAオフィス)へ行き、書類の裏書き(政府機関の獣医師のサインと公印、所属機関名、サインした日付)を取得する。裏書きがなければ、日本到着時に証明書として認められない。

 

9.     到着予定の連絡

ü        日本へ到着する数日前から前日までに、届出書の受理番号、搭載便名、到着予定空港、到着予定時刻を動物検疫所に、電話、ファックス、または電子メールで連絡をしておくと、到着時の手続きが迅速に行える。

 

10. その他、推奨される処置など。

ü        日本到着時30日以前に、次の予防注射が勧められている。

Ø       犬:ジステンパー、伝染性肝炎(アデノウィルス2型感染症)、パルボウィルス感染症の3種混合ワクチン。(パラインフルエンザ、レプトスピラ病、コロナウィルス感染症は推奨)

Ø       猫:猫ウィルス鼻気管炎、猫カリシウィルス感染症、猫汎白血球減少症の3種混合ワクチン。

ü        輸送ケージ

Ø       動物はできる限り、一頭ごとに個別のケージに入れる。

Ø       ケージは、国際航空運送協会(IATA)に準じ、動物が自由に立つ、座る、寝る、回転できる大きさで通気性の良いものを選ぶ。また、逃亡を防ぐため、通気穴や金網などから手足や鼻先が出ないことを確認する。